【男性の育休体験に】ツレのうつをきっかけに育休取得、ミニオンパパさん(6ヶ月取得)

男性の育休体験記

男性育休は人それぞれです。家庭環境や職場環境等に応じて育休のあり方は異なってきます。

そんな多様な男性育休について、男性育休取得者の体験記を通じてお伝えしてしていきます。

今回の男性育休体験記は「ミニオンパパさん」です。

プロフィール

・名前(ニックネームでも可):ミニオンパパ

・具体的な育休取得期間:2021年1月〜2021年7月まで

・居住地(都道府県);東京都

・職業:会社員(1001人以上)

・育休取得時の家族構成:パパ30代、ママ30代、長女4歳、長男1歳

・その他:Twitter

自己紹介

家族の紹介(パートナーとの出会い・結婚、子供の出生)

会社の同期と結婚、しばらくたってから妻は会社をやめて専業主婦になりました。

結婚2年目に長女誕生。その3年後に長男誕生。

社会人キャリア(仕事の概要等)

システムエンジニアです。勤務年数は10年以上。

大規模プロジェクトのプロジェクトマネージャ(管理)をやることが多いです。

育休を取得した理由

妻がうつ病になったことで、家事育児ができる状況ではなくなってしまったので取得しました。

うつ病が発症する数か月前に寝れないことが多くなってきたので、睡眠薬を処方してもらい飲んでいました。その後、妻からうつ病かもしれないと話しを聞いたため、病院を受診してもらい、うつ病と診断されました。

発症する数か月は妻に家事育児すべて任せっきりになっていました。疲れてはいましたが表情が暗いなどはなく、妻がうつ病になっていることに私は気づくことは出来ませんでした。

うつ病と診断されてからは寝たきりになっていたので、無理をして頑張ってくれていたのだと思います。

育休取得プロセス

家族とのやりとり

妻がうつ病になったことをきっかけに、テレワーク&有給休暇消化をしながら3カ月過ごしました。

妻は寝たきりから徐々に回復していきましたが、家事育児ができる状態ではなかったので、妻に育休を取得することを伝えました。

(妻は男性の育休は取ることは難しいと思っていました。)

会社とのやりとり

妻がうつ病になってしまったことは上司に伝えていて、すぐには治らないので育休を取得したい旨を伝えて即承認。

その後は会社の手続きをして育休を取得しました。

育休期間の設定

妻がうつ病の場合、疾病を理由に子供が1歳半まで無条件で育休を取得できるため、7月まで取得しました。会社の人事部からは短縮することも出来ると聞いていたので、最長の期間を申請しました。

育休中の生活

家事や育児について

家事は全てしました。

育児は長女とよく一緒にいました。習い事の送り迎え、2人で遊んだり、友達と遊ぶ時の付き添いなど。

妻は長男をほとんど見てくれていました。また、子供2人の寝かしつけはずっとしてくれていました。

家事や育児以外(自己研鑽や趣味、家族旅行、住宅購入等)

趣味でフットサルをしていました。個人フットサルは2時間やってすぐに帰れるので隔週で行っていました。

後は、資産運用の勉強していました。節税、給付金、株式投資など。

育休中の大変だったエピソード

今まで家事をほとんどやってこなかったので、家事の中で料理が一番大変でした。

作れるメニューも少ないし、ずっと何を作ろうか考えていました。

育児ではママ友との関係性は気を使いました。

話しかけて良いのか、遊びに誘っても良いのか、連絡先交換して良いのか、悩んでました。

長女の送り迎えがパパだから、お友達と遊べない状況にはしたくなかったので…

育休中の生活費

貯金があるので特に気にしていませんでした。

副業などは全くせず、時間がある限り家事育児の時間にあてました。

育休からの復職

復職前の会社とのやりとり(転職等を含む)

復職の一カ月前に上司から連絡があって、復帰申請書をメールで送りました。

後は復帰の初日をどうするのか決める電話をしました。

復職後の仕事

復職後は育休取得前にいたプロジェクトにアサインされましたが、上司が変わっていたので、人となりを知るのに少し時間がかかりました。

仕事復帰して一カ月半ぐらいですが、仕事のパフォーマンスはまだ戻っていないと感じます。

定時帰り、休出不可、テレワークで仕事をしているのでワークライフバランスはライフ寄りにさせてもらっていますが…キャリアプランには不安を感じます。

パタハラは全くないです。育休に理解ある上司で、「育休を取得したから昇格の順番を下げるようなことはしたくない。来年には管理職に推薦したいからキャリアプランを考えておいて。」と言ってくれています。

復職後の家事や育児

家事は空いた時間である程度やれていますが、育児の時間が減りました。

あと、子供と遊んでる時に仕事の事を考えてしまうのが悩みです。

育休を振り返ってみて

育休の制度があって本当に感謝です。

育休の期間はかけがえのない時間でした。取ってよかったと思います。

次に子供が産まれたら育休を取得したいか

必ず取得したいです。

これから育休を取得する人へのメッセージ

育休には妻が助かる以外にもメリットがいっぱいあります。

家事育児の大変さが分かる。子供とかけがえのない時間が過ごせる。育児友達ができる。夫婦仲が良くなる。

夫婦の両方とも家事育児ができると、夫婦に何かあったときのリスク分散になります。

夫も家事育児ができるようになるのが、最大のメリットだと個人的には思います。

その他(言い残したことがあれば是非)

育休 = 家事育児をする時間 + 生活費(育児休業給付金)

両方もらえる素晴らしい制度なので、ぜひ皆さん活用してください!

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