男性育休の失敗談「オムツを洗濯機で回す〜ポリマー大爆発!〜」

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家事をバタバタ急いでこなしていると、慣れないうちは思わぬ罠に引っかかることがあります。
「オムツを洗濯するという罠」は、育児と家事を同時並行でこなす中で誰もが一度は経験する事故ではないでしょうか。私も例に漏れずオムツを洗濯して大惨事になりました。
今回はその時の失敗談と対処方法、そして、どうすれば事故が防げたかを綴っていきます。

私と同じ失敗はしないでくださいね!

オムツを洗濯機で回す〜ポリマー大爆発!

我が家はお風呂は夜御飯前にお風呂に入る習慣になっています。

この時間帯は「夕飯の下準備→お風呂→洗濯機を回す→夜御飯→皿洗い→歯磨き→寝かしつけ→洗濯物を干す」と家事や育児が目まぐるしく入り乱れます。まさに、家事や育児のゴールデンタイム。

そんなゴールデンタイムはバタバタするものです。お風呂に入る際も夕飯の下準備から雪崩れ込むようにお風呂タイムとなるので気がせっています。そうすると、急いで子供の服を脱がせてお風呂に入れようと、脱がせた服が脱衣所に散乱することもシバシバです。

お風呂から上がって子供に服を着せて髪を乾かした後に洗濯機を回し始めます。当然オムツの存在を記憶しており取り除くべきなのですが、最近めっきり記憶力が衰えてきたシカゴリラはすっかりオムツの存在を忘れてしまうことも。散乱した洗濯物の山の中に潜んでいるオムツごと洗濯槽に放り込んでしまいます。悲劇の始まりです。

洗濯槽の中に勢いよく流れ込む水を名一杯吸い込んでオムツはパンパンに膨らみ始めます。パンパンに膨らんだオムツのギャザー部分の生地は、洗濯機の中で様々な物体とこすれあい磨耗していきます。オムツの生地は意外と頑丈ですので磨耗してもなんとかポリマーを中に留めておく場合もあるのですが、私の経験上3回に1回くらいの確率でポリマーが漏出します。そうなると、オムツから漏れ出たポリマーが洗濯槽内の全ての服に余すことなく付着します。

シカゴリラはお風呂上がりに洗濯機を回して、子供が寝静まった頃に洗濯機から洗濯物を取り出すようにしています。子供達が寝静まって今日の育児が終わったと一息つき、残りの家事をこなそうと洗濯機の蓋を開けて中の服を取り出すと、違和感を感じます。

「なんだかベタベタしている!?」

理由を突き止めようと洗濯槽の中をよくよく見てみると、高性能の吸水性ポリマーがその吸収能力を遺憾なく発揮してパンパンに膨れ上がったオムツが見つかります。そして気づきます。

「オムツを洗ってしまったのね。」

そうです、このベタベタの正体はパンパンに膨らんだオムツから漏出したポリマーです。

対処方法

まず安心して欲しいのは、ポリマーは無害です。化学物質なので少し不安になる方もいるかもしれませんが、赤ちゃんの肌に触れても大丈夫なようにできていますので、人体への悪影響はありません。
そこで、どのようにポリマーを落とすかが問題になってきます。以下ではポリマーを落とす方法を見ていきましょう。

① バケツで水につける
まずは、洗濯槽から洗濯物を全て取り出しましょう。お風呂場の洗い場においてもいいですし、ゴミ袋や新聞紙の上においても構いません。その上で、一回水洗いしましょう。バケツに浴槽やバケツに水を張って、洗濯物をつけるとポリマーは浮かんできます。浮かんできたポリマーを掬い取りましょう。
② 洗濯機で水洗い
ある程度のポリマーが取れたら洗濯機で水洗いしましょう。すると、大部分のポリマーが除去できます。
ただ、ここで気をつけないいけないことが一点あります。オムツからポリマーが漏出する際、多くの場合はギャザー部分にポリマーの大半は残ってくるのですが、もしギャザーが完全に破けてポリマーの殆どが漏出している場合は排水が詰まっていないかも確認してください。排水が詰まった状態で洗濯機を回すと排水溝から水が溢れて二次災害につながることも。
③ ポリマーを乾燥させる
水を吸ったポリマーはベトベトしているため完全に服から落ちることはありません。そのため、服に残存するポリマーを乾燥させる必要があります。乾燥させるとポリマーはカサカサの粉末状になりますので手で叩いてもいいですし、きれいに落としたければブラシでこそぎ落とすと上手に取れます。
④ 洗濯機の清掃
洗濯槽に残ったポリマーについても除去できないと細菌が増える温床になってしまいます。クズ取りネットにたまったものは取り除き、洗濯槽に残ったものはしっかりとティッシュ等で拭き取りましょう。

再発防止策

再発防止策として、子供のズボンを脱がす時はめんどくさくてもズボンとオムツは別に脱がしましょう。そして、脱がしたオムツは洗濯物のそばに置かずに離れた所(できれば高い所や理想的にはゴミ箱)に置くようにしましょう。そうすれば、洗濯物と一緒に洗濯槽に入れてしまうリスクは減ります。

特に、夫婦で家事を分担していると、気を利かせてお風呂に入っている間に洗濯物を回してくれる場合があります。その場合は、どうしてもオムツが洗濯物の中に潜んでいることに気付かなかったりします。また、上の子がいる場合は子供が気を利かせて洗濯物を洗濯槽に入れてくれることもあります。こうした気を利かせてくれた行動で後々トラブルになるのは辛いです。

「ありがたいんだけど、オムツが紛れていることもあるから気をつけて。」

こんな注意は、言う方も言われた方もとても悲しい気持ちになります。そうならないためにも、脱いだオムツは洗濯物とは離れた場所に置きましょう。

以上が「ポリマー大爆発でした」。
是非シカゴリラの失敗を糧に同じ轍を踏まないように気を付けてください。

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