【書籍ランキング】男性の育休や育児に役立つ書籍!厳選18冊!

男性育休の“必読書“

男性育休を検討している方の中には、周囲に男性育休経験者が少なかったりと、本を頼りに育休の取得方法や育休中の生活について学ぶ人も多いのではないでしょうか。

ただ、育休準備期間や育休中は仕事や家事・育児に追われる日々を過ごしますので、できれば本当にためになる本だけを読みたいですよね

そこで、数多ある男性育休に関する書籍の中から、これまで育休取得にあたりシカゴリラが実際に読んできた本をランキングしました。

図書館で借りられる本やKindled Unlimited(30日間無料登録可能)で気軽に読める本もあるので、気に入った本があれば是非ご一読ください!

第1位 経産省の山田課長補佐、ただいま育休中⭐️⭐️⭐️⭐️

■本の紹介
「仕事は無制限、無定量」がモットーだったキャリア官僚の山田課長補佐が三番目の子供の誕生を機に一年間の育休を取ることに。同僚の反応、出世の問題はもちろん、保育園のママ友達との付き合いなど、育休パパには戸惑う事ばかり。しかし子供と日々過ごすうちに、子育ての喜びと楽しみにはまってしまったのだ。

■本の感想⭐️⭐️⭐️⭐️
キャリア官僚の方が著者という事で背筋をただして読み始めたのですが、そんな必要はありませんでした。家族の会話を豊富に取り入れながら育児にまつわる日常のエピソードが豊富に記載さているので読みやすかったです。その一つ一つのエピソードの中で著者が抱いた問題意識や解決策等が記されているので育児書としても勉強になる点も多くありました。育休を取得するパパさんの必読書といっても過言ではありません。
個人的に興味深かったのは、またに登場する奥さんがパパの育児に対して辛辣な発言をする事でした。きっとこれは日頃パパさんがママさんに対してやっている事なのだろうと推察されますが、そうした事が“外で働くママ“から“育休中のパパ“に対しても行われているのは新鮮でした。
そんな今読んでも面白い本ですが、実は著者が育休を取得したのは2004年のこと。名著というのは時間が経っても色褪せないという事を体現する一冊です。

第2位 新しいパパの教科書⭐️⭐️⭐️⭐️

■本の紹介
日本最大のパパ団体が送る「パパ育児の決定版」。子育てを頑張りたいパパやプレパパに、知識・スキル・マインドを伝授します。育児のテクニックだけでなく、「ママとのパートナーシップ」や「仕事と育児の両立」、「地域との関わり方」など幅広く解説。

■感想⭐️⭐️⭐️⭐️
プレパパから3歳児までのパパ向けのパパの教科書という名前がふさわしい内容。講演会やセミナー、イベント等を年間300回以上開催しているNPO法人ファーザーリング・ジャパンの理事や会員が総力をあげて執筆しており、内容に無駄がなく、かつ、豊富な事例や巻末アンケート等読み応えがあります。個人的には4つの“イクジ“が印象的で、育児、育自、とあと二つの“イクジ”は❓実際に読んで見てくださいね!

番外編 男性育休サバイバルブック ⭐️⭐️⭐️⭐️

パパ育コミュというパパ育児に関するコミュニティが、24名のパパママチームで制作した、535人の想いのこもった男性育休に関する三部作。
男性育休の今の姿が、実際に育休を取得したパパとそのパートナーであるママの目線でありありと描かれています。

3冊の中でも、特にこれから育休取得をする人にオススメな本は「男性育休サバイバルブック」

「男性育休白書2020」と「男性育休体験記2020」の中からこれから育休取得をする人に必要な情報を50項目に絞って抜粋した内容で、項目別に読みやすく記載されています。

実際、本書に記載されているように、ちょっとした育休申請方法の手違いで数十万円動くこともあるので、一冊の購入費用500円で数十万円の損を防ぐと思えば費用対効果抜群!

しかも、今ならKindled Unlimited(30日間無料登録可能)で実質無料で読めるチャンス!

第3位 男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる⭐️⭐️⭐️

■本の紹介
現在、若手男性社員の8~9割が取得を希望している男性の育休。にもかかわらず普及しない理由、そして「男性育休義務化」が注目される背景は何なのか。自民党有志議員による「男性の育休『義務化』を目指す議員連盟」の民間アドバイザーである著者2人が、豊富なデータや具体的事例をもとに詳説。

■本の感想⭐️⭐️⭐️
「小泉大臣の育休取得」や「男性育休義務化の検討」、「育児休業給付金の給付率の引き上げの検討」など、昨今育児休業に関するニュースを目にする機会が多いのではないでしょうか。そうした時代のムーブメントの中心にいる著者が気持ちを込めて記しており、かつ、統計が豊富なのでファクトベースで「なぜ男性育休が必要なのか」、「なぜ男性育休が普及しないのか」といった社会人としての基礎教養を身につけたい人には適した一冊だと感じました。

第4位 おいしい育児ー家でも輝け、お父さん!⭐️⭐️⭐️

■本の紹介

おとうさんが家事と育児をするのがあたりまえになってほしい。そうすれば世の中は変わる。主夫として二人の息子を育ててきた小説家が、固定観念を乗り越えた先にある豊かな育児生活を提案。こどもの幸せを考える「こどものみらい叢書」第一弾!

■本の感想⭐️⭐️⭐️

辛い不妊治療から念願の子供の誕生、夜泣き、保育園…と、著者の佐川光晴さんが父親として屠畜解体という重労働をしながら、家事や育児に奮闘する様子が綴られています。どのエピソードもお父さんが汗をかき家事や育児に全力で取り組んでいます。
印象に残ったのは、赤ちゃんの夜泣きのせいで十分に睡眠時間が取れない中で屠畜解体をしていて、一年で7、8回も刃物で怪我をするエピソードです。危険な仕事ですので、大怪我をしなくて本当に良かったです。
時には大変な思いもしながら家事や育児に奮闘する著者ですが、文体からはお父さんの苦労ではなく、むしろ、生き生きとした悦びを感じます。著者は「お父さんとして、家事や育児に輝いていたこと」を回想しながら暖かい気持ちで執筆していたのだろうと感じました。

第5位 パパのトリセツ ⭐️⭐️⭐️

■本の紹介

子育てをラクにする方法は、「パパ育て」にあった!パパは、子育てをラクにしてくれる「全自動育児ロボット」だった!?パパを上手に使いこなせれば、食洗機もお掃除ロボットも不要です。授乳だっておむつ替えだって寝かしつけだって全自動。

会社に預けっぱなしだったり、カーペットの片隅に転がしておくだけだったりではもったいないわけです。なのに、うまく使いこなしている人が意外に少ない。…なぜなら、今まで「取扱説明書」がなかったからです。でも、もうだいじょうぶ!
この本を読めば、スイッチの入れ方から、アプリのインストール方法、日ごろのメンテナンス、「故障かな?」と思ったときの対処法まで、正しいパパの使い方がわかります。

■本の感想 ⭐️⭐️⭐️

育休仲間の勧めもあって何となく手に取った本でしたが、「パパの育児スイッチ」をどのようにONにして、パパが育児を当事者意識を持って取り組むようにするためのヒントが、本書には沢山、いや、ほとんど全て詰まっており、「すごい本だ!」と感銘を受けました。

心理カウンセラーとして父親を対象にしたカウンセリングを10年の経験の粋が詰まっています。
是非、これから出産を控えるママさんは、どのように「パパの育児スイッチ」を押し、育児をお互いに当事者意識を持ちながら夫婦で二人三脚で行なっていくかを検討する上で、事前に読んでおくとスムーズにことが進むと思います。
これだけは覚えておいてください「パパは上手におだてると上手に木に登る生き物」です。

※「パパのトリセツ」の売れ行きが良かったのか、「パパのトリセツ2.0」という本も出版されています。ただ、「パパのトリセツ」の方が内容が詰まった良い本だと感じています。

第6位 男性育休の教科書 ⭐️⭐️⭐️

■本の紹介

2022年の男性育休の取得促進義務化を前に 「自社の男性育休取得率を上げるにはどうすればよいのか? 」について、先進企業事例や体験談を交えながら解説した本。
≪目次≫ 
◆男性育休、こんな誤解していませんか? 
◆第1章 :育児・介護休業法の改正で2022年から何がどう変わる?  
◆第2章 :企業側にとっては何が課題?人事部や管理職必読  
◆第3章 :職場にどう切り出せばいい?育休に入る前に何をすればいい?  
◆第4章 :トップダウンで進め、イクボスを育成 すべての人が働きやすい環境づくりがポイント  
◆第5章 :書き込むだけで課題が見えてくる 社内研修や家族会議でも使える  

■本の感想 ⭐️⭐️⭐️

2020年6月における育児・介護休業法の改正に伴い、男性が配偶者の出産を会社に申し出た際に、産休・育休を取得できる旨を個別に周知・以降確認する義務が、2022年4月1日から課せられます。

こうした会社に課せられる個別周知・意向確認義務に対する対処法、また、男性育休取得率を引き上げるための方法が具体的に説明された、会社の労務管理に関する実用書です。

育児・介護休業法の改正に伴い、「何かをしなければいけないけど、何をしていいか分からない!?」という方が、最初に手に取るほんとして最適です。

ただ、これから育児や育休に携わるパパが読んだ方がいいかと言われると、必ずしもそうではないかもしれません。

第7位 ママにはなれないパパ⭐️⭐️⭐️

■本の紹介

放送作家の仕事を1年休業して、妻、大森美幸(森三中)のテレビ復帰を応援。
育児はしんどい、でも楽しい! 
父親目線の3年間の子育て奮闘記。

男がまったくわからない、「乳首痛い」問題
妻の不在で、一気に深まる父子の関係。 
なりたいのは「イクメン」ではなく、「父親」。 
「添い乳」の威力を思い知り、途方にくれる。  
母親を守ろうとする、息子の必死さにショック。

全53話のエッセイと「父の気づき」

■本の感想⭐️⭐️⭐️

人気放送作家の鈴木おさむさんが、妻の大島美幸さんとのエピソードを綴った「ブスの瞳に恋してる」シリーズや妊活の本に続く、育児本として出版された一冊。子供が0歳から3歳に成長するまでの父親の奮闘記が記されています。
印象に残ったエピソードは、生後半年で大島さんがイッテQのロケで5日間海外に行ってしまった際に、著者が一人で寝かしつけようと四苦八苦する様子です。一時は泣き叫ぶ我が子を前に完徹も覚悟するも、これまでに培ってきたパパの寝かしつけテクニックを駆使して最後は無事に寝かしつけに成功します。安らかな寝息を立てる息子を目の前に、言い様のない達成感に包まれている著者の姿がありありと目に浮かびます。
正直なところ、流行作家の作品ということもあり、本を手にする前は躊躇した部分もあったのですが、読了後はすっかり著者のファンになってしまいました。とても読みやすいですし、オススメの一冊です。

第8位 男コピーライター、育休をとる。⭐️⭐️⭐️

■本の紹介

まだ男性の5%しか体験していない、限界ギリギリ、だけど贅沢な時間。育休って男は何するの?給付金だけじゃ苦しくない?復帰したらどんな感じ?会社員が語る“リアルな言葉”。大切な人に贈りたくなる、新世代の体験記。

■感想⭐️⭐️⭐️
30代後半で父親になった東京在住のコピーライターが執筆した書籍。いわゆる育児や育休本というよりは育休の取得過程や6ヶ月間の育休生活、保活に復帰後の生活をテーマに日常を綴ったエッセーに近いです。子供が生まれるまでは子供が好きではなかったり、夫婦であっても子供を作らないという選択肢がある中で、子供が作ること選び、育児を通じて夫婦で子育てをしていく様子が綴られています。電通という大手広告会社でコピーライターとして勤務しているため、一文一文、句読点にまでこだわりが見え隠れする文章で、読み応えがあります。
※著者の魚返(うがえり)さんとはTwitter上で交流させて頂いており、シカゴリラが運営しているパパ育コミュの仲間でもあります。

第9位 男が育休を取って分かったこと⭐️⭐️⭐️

■本の紹介
この本は、男の育休のすべてと、赤ちゃんのスキンケアの鉄則がわかる 「育休」と「育肌」のハウツーブックです。 「どうやって育休を願い出る?」から、 「湿疹も、アトピーも、実は洗いすぎが原因だった! 」までわかる、現役皮膚科医だからこそ書けた本です。 後半の池田流ベビースキンケアでは、 「絶対にアトピーにさせない石けんなし入浴法」と、 赤ちゃんの肌を守る「週2~3回お風呂ルール」も詳しく紹介。 スキンケアの常識が変わる驚きケアの連続です。

■感想⭐️⭐️⭐️
この本の冒頭にある言葉に強く惹かれました。理想の父親像とは「父親であることを、めいいっぱい楽しんでいる父親」。この言葉を体現するために医師として重責ある仕事を休み、子供の成長を間近に見るために半年間の育休を取得した著者。育休や育児の素晴らしさを語る一方で、育休のリアルにも迫ります。育休取得時の同僚の冷たい反応、育児ノイローゼで子供を揺さぶってしまったこと、そして育休中に亡くなった患者さんのこと。こうした出来事を包み隠さずに書き留めるところに著者の誠実さがにじみ出ています。また、本書の後半には皮膚科医としての専門知識と育児体験を通じて得た学びに基づき赤ちゃんの皮膚トラブルについて解説しています。2010年発売の本ですので内容が古くなってしまっている部分もありますが、読み応えのある一冊でした。

第10位 夫が知らない家事リスト⭐️⭐️⭐️

■本の紹介
2丁拳銃の修士を夫に持ち、今では度々テレビで最強妻として登場する野々村友紀子さんの新刊。
『今夜くらべてみました』他、多数のメディアで取り上げられる「夫に突きつけた家事リスト」から、
夫が気づかない家事のあるあるエピソードを、著者ならではの辛口文章と、ゆるっと笑えるイラストで綴るエッセイ本。

■感想⭐️⭐️⭐️
最近テレビでもお見かけする機会が増えてきたので、著者の名前に惹かれて手にとってみました。
家事の大変さというのは、外で働いている男性が片手間にお手伝いするだけでは到底想像もできないくらい奥深いものであるということを教えてくれます。仕事の見える化の重要性は職場での所謂“仕事“では認識されていますが、家事という“仕事“の見える化も大切なのです。
男性育休とは直接関係する本ではありませんが、育休に入る前に事前にパートナーから家事や育児の引き継ぎについてしっかりと受けておかないと、今まで見えていなかった家事に苦しむことになります。育休に入るパパは本書を読んで覚悟を決めるといいかも知れません。

第11位 なぜパパは10日間の育休が取れないのか? ⭐️⭐️⭐️

■本の紹介

日本ではまだ数パーセントしかいない、男性の育休取得者。

・パパ育休って、ぶっちゃけどうなの?
・パパは育休中になにをしていたの?
・育休パパに対する周りの反応は?
・育休を取るパパって、特別な人?
・パパがワンオペ育児をするとどうなるの?
・パパの育休で家族、職場への影響は?

いまだ謎に包まれた「男性育休のリアル」に本書では正面から向き合いました。
15人のパパ・ママが、育休の取得前から育休中・復帰後に感じたこと、何に悩みどのように解決していったのか。家族構成も職業や立場もさまざまなパパ・ママのストーリーが、この1冊に詰まっています。

■本の感想 ⭐️⭐️⭐️

男性育休を実際に取得された成川さんを含む15人のパパ・ママの体験が詰まった、男性育休の今を伝える書籍。

個人的にも、本書の制作メンバーが手作りで本を形作っていく過程を拝見していたので、興味を持って手にとてみました。

育休の申請やワンオペ育児等、一つ一つのエピソードに詰まったみなさんのエピソードが育休のリアルな姿を伝えていいました。

著者の1人が実際に使用した育休申請の企画書が掲載されているので、これから育休申請をする人は参考にしても良いかもしれません。

※男性育休の体験記については、こちらのサイトから無料で読めるのでオススメです。

第12位 マンガでやさしくわかるパパの子育て⭐️⭐️⭐️

■本の紹介
子育てビギナーのパパがマンガストーリーと解説を通して「イクメン」「イクボス」になるための、パパの子育て入門書です。
こんな悩みを抱えているあなたへ
●「最近ママとの関係がギクシャクしている・・・・・・」
●「ママが妊娠中or出産直後・・・・・・自分はどうすれば?」
●「離乳食・おむつ替え、子どもとの遊び方は?」
●「子育てと仕事を両立させたいんだけど・・・・・・」
●「部下の仕事と育児が両立できるよう応援したいんだけど・・・・・・」
MIND(パパの育児と働き方&夫婦の協働)KNOWLEDGE(パパの役割&育児の基礎知識)SKILL(育児スキルアップ&遊び方のテクニック)など、今さらママに聞けないような、忙しいパパでもうまく育児の極意が満載です。

■本の感想⭐️⭐️⭐️
パパの育児について網羅的に記載された一冊。漫画がアクセントになっていて読みやすいので、育児の入門書として一読するのには良いかも知れません。ただ、内容として「育児の実践(第2章)」と「育児の社会的意義(第1、3章)」が含まれてて、どちらかによりフォーカスした書籍にするか、2冊に分けてしまっても良いのではないかと感じました。育児の実践という意味では「新しいパパの教科書」、「育児の社会的意義」については「男性の育休」をそれぞれ読んだ方が勉強になるかも知れません。

第13位 【新刊】男性育休の困難 所得を阻む「職場の雰囲気」⭐️⭐️⭐️

■本の紹介
育休を取得する男性は、ほかの社員から冗談を言われたりからかわれたり、あるいは仕事を盾に「休むこと」を非難される。なぜ、男性育休は職場からの「逸脱」と見なされるのか。インタビューの語りから仕事と私生活をめぐる時間意識に着目して、男性の育休取得を困難にする「職場の雰囲気」を可視化する。

■本の感想⭐️⭐️⭐️
男性育休の困難は「職場の雰囲気」が要因というのは厚生労働省が実施したアンケート調査からも分かっていますが、「職場の雰囲気って何?」という問いに対して育休取得者やその周囲の同僚まで対象を広げて実施したインタビューをもとに学術的に分析した一冊。著者の修士論文がベースになっているため、少し文章が固くて読みにくい部分もありますが、「あとがき」にもあるように著者が育児の傍ら幾多の困難を乗り越えて寸暇を惜しみながら8年の歳月を費やした思いのこもった研究がもとになっていると思うと、グッと惹きつけられるものがありました。インタビューの内容などはこれから育休取得を検討する人にとっても一読の価値はあるのではないでしょうか。値段が2,000円と高いですが、図書館にも多く所蔵されていますので手にとってみてはどうでしょうか。

※本書の内容と感じたことを以下の記事にまとめています。「職場の雰囲気」について興味がある方はご一読ください。

第14位 実際どうなの男性育休⭐️⭐️

■本の紹介
本書は男性でありながら、2年間の育休を取得した著者が、育休を取得する経緯や、育休中どんな風に過ごしていたのかなどを体験談としてまとめました。
■感想⭐️⭐️
2年間育児休業を取得したエンジニアの方が育休を取得した経験を綴った電子書籍です。育休中を取得した理由や育休中の過ごし方、育休明け等について実体験に基づいて記載されています。元々は半年間の育休を予定していたのにも関わらず、社長のアドバイスや家庭の事情、考え方の変化などの諸々の偶然が重なって2年間に育休期間が伸びた事情を興味深く読ませていただきました。
文章も短く、10分くらいで読めるブログをまとめた雑記といった感じですので299円という値段は少し割高な感じもしますが、Kindle  Unlimitedで読む分にはオススメです(Kindle Unlimitedは30日間の無料登録ができきるようで、シカゴリラもこの本を読むために無料登録してみました)。

第15位 男性の育児休暇:育休準備から半年間の子育て成長期⭐️⭐️

■本の紹介
夫婦で1年の育児休暇を申請した男性の私が、育児休業制度から取得の仕方、半年間の成長記を綴りました。
「育児休暇の制度がわからない。」、「会社で誰も取ったことが無い。」、「お金が心配。」、「楽しい子育てをしたい。」、「まとまった時間が欲しい夫に育児の協力をして欲しい。」等、私も育児休暇を取ると決めるまで、いろいろ悩み時間をかけて情報収集しました。そして、私が育児休暇を取るまでに調べたり考えた事、取った行動をこの本にまとめました。男性の育児休暇の準備は何が必要か、取るとどうなるか。私の経験を通じて、ご自分が取得される時の想像をされてみてはいかがでしょうか。

■感想⭐️⭐️
3人の子供のパパである著者が第三子の出生において「今しかできないことをやる」という決意のもと1年間の育休を取得した体験記です。育休中に育児休業給付金を受領しながら毎月必要最低限の仕事をしていた経験や育児休業給付金について社労士と連携しながら自身で申請しなければならない経験は貴重だと感じました。ただ、本書の後半の紙面の大部分を占めている育休中の生活の内容が自己啓発的な内容に終始してしまっており、もう少し具体的な育児や家事の苦労や喜びに関する記載になっているといいと思いました。390円という値段は割高ですが、Kindle  Unlimitedで無料で読めるので一読の価値はあるかもしれません。

第16位 パパの育児休業〜働き方改革!〜⭐️⭐️

■本の紹介
私たちファーザーリングジャパンは現在、「男性の育児休業の取得」を推奨する団体だと認知されています。
なぜ育児休業を推しているのでしょうか。その最大の理由はもちろん家族の笑顔につながるからこそではありますが、その前段階においては「育児休業を取得させたほうが、企業(組織)が強くなる」からです。
変化が大きい時代にあって、組織を守り成長し続ける企業でいるためには、制約のある社員も希望を持って働ける職場づくりができているかがポイントとなります。大丈夫。意識と、そして少しの行動さえ変えられれば、すぐに職場の空気を変えることはできるのです。

■感想⭐️⭐️
NPO法人ファーザーリング・ジャパンの理事が執筆されている一冊。自身も企業の代表をされていることから企業側の目線で育児休業を捉えてた本です。そのため、育児休業を取得する方にとってはあまり参考にならないかもしれませんが、企業経営者や人事部の育休担当者が企業としてなぜ男性育休を推進するかを学ぶには参考になるかもしれません。Kindle  Unlimitedで無料で読むことが出来ます。

第17位 「育休父さん」の成長日誌-育児休業を取った6人の男たち-⭐️⭐️

■本の紹介
父さんが会社を休んで赤ちゃんを育て、家事もこなす。「育休父さん」の権利は法律でも守られている。まだ十分に普及しているとは言いがたいが、父さんたちは「仕事もおもしろいが育児もおもしろい」と気負うことなく「育休」を楽しんでいる。

■感想⭐️⭐️
育休を取得した父さん6人が朝日新聞に連載していた記事をまとめた書物。6人のうち読者の状況に近い人がいれば大変参考になります。個人的には、「公園デビュー」という太田睦さんという方が書いた章に共感しました。いつの時代もママ友のコミュニティーに入っていくというのはパパの悩みなんだと感じ入りました。2000年に出版されているため隔世の感は否めませんが、それでも男性育休に関する貴重な書物として今でも読む価値はあると思いました。

第18位 育休パパになろう⭐️

■本の紹介
男親も、もっと休もう!子育てを母親にばかり任せていては、もったいない。子育てを通しても、ビジネススキルは身につけられる。ワークライフバランス実現のヒントが満載。“男性の育児”のモデルケース的エッセイ。本書は著者がブログとして約三年間、一月に一回のペースで掲載していたものを改稿、加筆したものです。

■感想 ⭐️
ブログを素材のまま本にしたブログ本。2009年の時点で育休を取得した筆者の育休取得の経緯や育休、そして育休後の日常について綴られています。10年以上昔の育休がどのようなものかを知るには良いかもしれないです。

シカゴリラ
シカゴリラ

当ブログにおいて、男性育休を取得したパパたちの体験記を掲載しています!
本当にたくさんの方に寄稿いただき、さまざまな育休のあり方が垣間見れます!
きっと、中には、あなたの境遇に似た環境で育休を取得した仲間がいるはず!

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